Lame's blog from NewYork

「アメリカで暮らしてみたい」という夫の10年越しの夢がとうとう叶うことに。夢のその先に何が待っているのか。怖がり泣き虫甘えん坊の一人息子がただただ心配。

息子の渡米前英語教育のはじまり(夫婦は往々にして意見が一致しない)

息子の英語教育については、夫婦揃って「渡米予定がないなら英語教育は不要」という意見で一致していました。
言語はコミュニケーションツール。
日本で暮らすならoutputする機会がないので就学してからで十分(学校の「英語」という科目として)という考えです。そのため今までは特に何もしておらず、たまにyoutubeで英語の動画を見ていたくらいです。


ですが渡米が決定したら話は別。生活する上で言語は必要不可欠。
そのため、渡米が決まって一番悩んだことは渡米前の息子の英語教育についてでした。

夫:必要なし。子供はすぐに慣れる。
わたし:子供とはいえ、ある程度日本語を話せる4歳だからこそいきなり現地で言葉(日本語)が通じないと困るのではないか。少しでも英語に触れさせたい。


このように夫婦で意見が分かれました。
とはいえ、夫も英語教育を否定している訳ではないので、何かやれることがあるならドーゾというスタイル。

夫婦で意見が分かれた大きな理由は、夫は英語が話せて(しかも大人になって自分で学びたいと思って身に付けた人)、わたしは話せないという違いだと思います。
わたしは自分が出来ないから漠然と子供に対しても不安があって、現地に行ってから「やっぱりやっておけば良かった…」と後悔したくなかったんです。


夫の考えもわたしの考えも、どちらも親心。

結局この件はわたしが主導権を持って親や友達、渡米している知人に相談してぐるぐると考えた結果、やれることはやってみようという当初の結論になりました。
ちなみに、相談した人はみんな「子供は大丈夫だよ〜。それよりもラメのが心配」と言ってました。(なのにこの結論。わたしの頭の中はそれどころじゃない。)



まずは調べる。
ネットで幼児の英語教育を調べると、それはそれはたくさん情報が出てきました。
自宅で出来るものは英語の動画、カード、絵本など。でも1歳から英語のyoutube見てるけど特に喋ることないよー。(inputはされていてもoutputの機会がないからかもしれないですが)
カード、絵本はわたしが発音に自信がないこと、そして何よりも親とは日本語で話して欲しかったので却下。
これで自然と英語教育に求めることが見えてきました。

・ネイティブの発音(ネイティブ外国人講師)
・コミュニケーションツールだと知って欲しい(英語で話す人がいるんだよ)
・勉強とは思ってほしくないので座学ではなく遊びがメイン


そして教室に通うとしたらこちらも追加したい。

・保護者同伴(どうやって学んでいるのか知りたい、息子の不安感を減らすため)
・可能ならグループレッスン(友達大好きなので)
・土日は時間に縛られたくないので平日、かつ仕事に影響しない18時半以降


息子は今習い事をひとつしているのですが、親子同伴(主に夫が担当)のグループレッスンです。
息子が好きなことで、伸ばしてあげたいと思い通い始めて半年が経ちますが、ただ通うのではなくレッスンに親子で参加して、自宅でも親が一緒になって繰り返し復習することが重要だと実感しています。
まだ「復習」という概念は分かっていないですが、その習い事の本やDVDは毎日少しでも触れるように声掛けしています。(平日はDVD/動画はNGですが、そのDVDだけはOKとしているので本人も喜んでいます。)

英語も同様に、親が一緒に学ぶことで息子のヤル気に直結するのが分かっているのでそこは重要ポイントでした。


的を絞ったら調べるのみ。
保育園から通えて、仕事を早退しなくても通える時間にオープンしている、未就学児向けの親子参加型の英語教室探してやるぞー!!!



………とまぁ、当たり前ですがそんなもの存在しませんでした。(HPでは18時半と書いてあっても電話してみると実際は小学生クラスのみだったり、人数が足らずに開講していなかったり、座学メインですと厳しくシャットダウンとか。てか、そもそも年中だと子供だけの教室ばかり。みんな一人で参加するのね…)
割と都心に住んでいるので大手教室はほぼありましたが、内容以前に最低条件の保育園後に通える時間帯では幼児クラスの開講はありませんでした。(フルタイムワーママあるある)

残るはグループレッスンを諦めてマンツーマンレッスンでしたが、保護者なしで50分も先生と二人きりとなると息子の性格ではデメリットが大きそうで踏み出せませんでした。距離もすごい近い訳ではないので雨が降ったらどうしよう、終了が遅くなるからお腹空いて機嫌悪かったら意味ないよね、とか。

あぁ、自分のことじゃないって本当に大変。



そんな感じで壁にぶつかった頃、ちょうど新年度がやってきて仕事も忙しくなり、子供も進級、何より自宅売却のための内覧会準備などが重なり一気に慌ただしくなりました。頭の片隅では気になっていたので、たまに教室検索をして新年度で新しいクラスが開講していないか調べるも状況は変わらず。
そんなこんなで4月が駆け抜けていってやっとGW突入。
そしてさらに一瞬で去っていく連休。


GW明けは夫が海外出張で不在でした。(楽で楽で楽で。本当に楽で。)
LINEとtwitterから垣間見る久しぶりの海外の様子に、ふと「幼児英語教室」ではなくて「どうしたいのか」検索してみました。


・幼児 英語 遊ぶ
・幼児 英会話 
・幼児 英会話 親子参加

そこで引っ掛かったのが自宅派遣型のマンツーマン英語教室でした。
いわゆる家庭教師ですね。



これだ!!
曜日も時間も自由に決められて、自宅からわざわざ移動する時必要がないから保育園から帰宅してご飯を食べて一息ついてから開始することも出来る。カリキュラムも個々に相談とのことだったので、渡米前の駆け込みという事情や、遊びメインの希望も叶うかも。
善は急げと、早速2〜3件見つけた業者の中から保護者も同時受講可能で一番安いところに資料請求の申し込みをしました。(安いところでアタリだったらラッキーじゃん!)

その1件目からすぐに返事が返ってきて、あれよあれよという間に体験レッスンを受講することになりました。→担当者のレスが光の速さで仕事でも見習いたい。
こういう風にいきなり物事が動き出すのは縁がある証拠。タイミングって大事。


ちなみにこんな感じです。
アメリカ人女性講師
・週1回固定日時、50分(前日までなら振替えも可能)
・子供とわたしの2名受講だけど、夫へのスイッチもOK(仕事でわたしが対応出来ない日もあるだろうから、これが地味に助かる)
・月謝払いでざっくり30,000円弱/月(2名分)→短期間なのでお金は無視。
・必須教材はなし。参考一覧は教えてもらえますが、自分で好きなものを準備してOK


体験レッスンは双方の都合から少し先の約2週間後。
さてさてどうなることやら。


あ、長々書いてきましたが、あくまで日本にいる間に求めているのは英語のinputです。
学習はinputとoutputの反復。いきなり英語を話せるとは思っていないので、少しでも英語に馴染んで渡米した時に息子の勇気の欠片、力になりますように。

では、ワクワクドキドキの体験レッスンのお話は次の機会に。(※追記→続き



ラメ
(ちなみに、わたしはグラム180円の豚肉も悩む程ケチです。)