Lame's blog from NewYork

「アメリカで暮らしてみたい」という夫の10年越しの夢がとうとう叶うことに。夢のその先に何が待っているのか。怖がり泣き虫甘えん坊の一人息子がただただ心配。

子供のパスポート取得!(4歳に真顔で白背景は激ムズ!)

少し前になりますが、息子(4歳)のパスポートを取得しました。
未成年者のパスポート取得手順は各都道府県のHPや他でも詳しく説明しているHPがあるので、特に真新しい情報はないですが渡米準備の1つなので記録のために残しておきます。(数ヶ月前でもう記憶が薄れている。)


主人の会社からVISA申請用の書類について連絡があり、それをきっかけに息子のパスポートを申請しました。(夫はこういう役所関連の手続きはまっっっっったく動かない人なので、主人のVISA関連の書類もわたしが大分頑張りました!!)

戸籍や住民票は、結婚してから何回か入手してまぁまぁ記憶も残っていたのでそれほど苦ではなかったですが、なんと言っても一番大変だったのは息子の証明写真です。
4歳に白背景、真顔で静止は難易度高い。
(あとは単純に、リモートワークの隙間で役所訪問が大変だった…)

<パスポート申請時に必要な書類>
*一般旅券発給申請書(1枚)
10年用と5年用がありますが、未成年は5年でしか申請出来ません。
WEB上で事前に作成して持参…も可能ですが、我が家にはプリンターがないためわざわざコンビニへ印刷しに行くのが面倒だったのでパスポートセンターでその場で記入しました。それほど記入量は多くないので、めっちゃ急いでる!という方以外は現地でも差し支えないと思います。

*戸籍謄本(1通)
「現住所」ではなく、「本籍地」のある役所で入手します。(要注意!)
入手の際に本籍地を記載する箇所があるので、ちゃんと確認しておいた方がいいです。我が家の本籍地は夫由縁の地域のため、わたしにはあまり馴染みがないので携帯にメモってます…。覚える気はない。

*住民票の写し(1通)
住んでいる地域の役所で入手。こういうとき、なぜかいつも予備として1枚多く入手してしまう。(でも使わない。)

*顔写真(1葉)
縦45ミリ、横35ミリ。息子の撮影エピソードはこの後で。
(ちなみに大人の場合、写真を事前に準備出来なくても、大体パスポートセンターの近くでスタジオやボックスがあり撮影出来るようになっていると思います)

*料金
6000円でした。(申請時ではなく、受取り時に支払い)

*本人確認書類
息子はマイナンバーカード(1点のみでOK)。未成年(4歳)なので法定代理人(基本は母or父)による代理申請となるため、わたしも本人確認書類として運転免許証(1点のみでOK)を提示しました。



子供の証明写真撮影って難しいのね!
証明写真というと大人なら証明写真撮影機とかでサクッと準備出来ますが、息子の場合、怖がってまずあのボックスに1人で入ることは出来ない!!→チャレンジする気もない
仮にカーテンを開けたままわたしがフォローしても、四角に顔を当てはめて顎の位置…とか無理!ママママママしか言わなくなる姿が見える。

自宅で撮影するしかないなと思い調べた結果、「履歴書カメラ」という無料アプリを使ってスマホで撮影しました。

【履歴書カメラ】
Appstore
GooglePlay

使い方は簡単で、「撮影する」と「印刷する」の二択からまずは「撮影する」を選択。
撮影画面は、四角い枠に中心線、頭と顎の位置のガイドラインが表示されているので、あとはそこに収まるように息子を映すだけです。

あ、ちなみに、「無背景(無地の淡い色)で影が写り込んでいない」「顔を隠す・覆うものがない状態」「正面」「口角が上がっていない(笑っていない)」のが条件です。




……て、めっちゃ難しい(笑)
4歳の子供って、3秒すら静止してくれない。でも、とにかく枚数を取れることがアプリのいいところですね。使えない写真も含めて、息子を「いいね〜、いいよ〜、可愛いよ!はい、目線くださーい!はい、まっすぐーまっすぐー!」って新進気鋭の写真家(?)のようにおだてて何枚も撮影しました。
それでも付き合ってくれるのは5分くらい。すぐに飽きてそれ以降は頼み込んでもおやつで釣ってもただのスナップ写真(お人形さん達もいっぱい乱入して記念撮影。)になったので、気を取り直して翌日も撮影しました。
(ウインクめっちゃ上手で可愛かった!)


・背景
写真館のような水色グラデーションは無理なので、自宅の白い壁紙の前で撮影しました。影が出来ないように、照明と立ち位置を事前に試し撮りで確認。

・服装
白背景だったので、同化しないように濃い色のシャツにしました。


頑張って何十枚も撮影しましたが、結局採用したのは2枚目に撮影したものでした(笑)→わたしの努力は。
表情は、笑うのを堪えているような得意気なような、口を結んだ可愛い証明写真になりました。(背景に少し影が写っていたのが気になったので、念の為第二候補も印刷して持参しました)

写真は撮影すると「写真を選ぶ」から選択出来て、「補正」として肌の明るさ、クマ消しも出来ますが、息子は何もせずに。(若いっていいね!)その後「サイズ選択」でパスポートサイズを選んで「保存する」で完了。シンプルで分かりやすかったです。

印刷は、「印刷する」「証明写真を印刷(履歴書付きも作成出来る)」「コンビニで印刷する」→あとは各コンビニの印刷方法で。剥がせるシール用紙ではなくてOKなので、普通の写真紙で印刷しました。


準備が出来たら申請!
申請先は各都道府県のパスポートセンターで、息子は東京在住なので都内の最寄りのパスポートセンターで手続きをしました。代理申請の場合、申請時は息子を連れて行かないでわたしだけでOKです。

一般旅券発給申請書を記入して、順番待ちして呼ばれたら言われるがままに準備した書類、写真、身分証明書を出します。
「息子さんのですね。」「新規ですか。」「写真はいつ撮影しましたか」とか聞かれました。(対応して下さった職員の方が、息子の写真を優しい目でニコニコしながら受け取ってくれたのが嬉しかった!)
息子はまだ字が書けないので、署名欄はわたしが代筆しました。署名の下に「代筆 母」と書き、それも丸っとパスポートに転記されています。(更新するときは自分で書けるようになっているね…!)

空いていたので、15分程で手続きは完了して引き換え用紙をもらって申請は終了しました。あとは約1週間後に受取りに行きます。(○日以降に〜と引き換え用紙に記載してあります。)支払いは受取り時なので、この日はお金はかかりません。



この手帳で、パパとママと一緒に新しいお家に行こうね。
受取りは本人がいないとダメなので、1週間後に保育園帰りの息子を連れて受取りに行きました。
受取り場所で引換え用紙を提示して6000円を支払い(正確には収入印紙と証紙を買って引き換え用紙に貼る)、発行されたパスポートの記載とIC記録を確認します。
そして証明写真と本人が一致しているか顔を確認されます。
今はみんなマスクをしているので、マスク外して顔を確認。ここでも職員さんが(孫を見るかのような)笑顔で息子に「お名前は?何歳ですか?」って聞いてくれて息子も照れながら答えていて微笑ましかったです。

ちなみに、息子には『パスポート』ではなくて「こないだ撮影した写真が貼ってある『手帳』を受取りに行くよ」って説明をしました。
なぜかというと、すぐに保育園で先生にお喋りするからです(笑)
(このコロナのご時世で、海外旅行と思われたら印象が良くないかと思い)


パスポートを受け取った息子は(よく分かっていないけど)自分の写真が載った、自分の手帳を貰えてすごく喜んでいました。→絶対に無くしちゃダメ!ママに渡して!
よっぽど嬉しかったのか、翌日以降もふと思い出しては「僕の手帳見せてー」と言っていました。



「ママ、これなぁに?」
「この手帳があれば、ママとパパと一緒に新しいお家にお引越し出来るんだよ。」
「ふーん。」
「とっても大切だから、無くしちゃダメだよ。」
「分かりました!」→わたしのマネで敬語が多い
「新しいお家はとっても遠いんだけど、楽しみだね!パパもママも一緒だよ。」
「うん、楽しみー!」



純度100%の「楽しみ」だね。
(ときに子供の純粋さに助けられる)



ラメ