Lame's blog from NewYork

「アメリカで暮らしてみたい」という夫の10年越しの夢がとうとう叶うことに。夢のその先に何が待っているのか。怖がり泣き虫甘えん坊の一人息子がただただ心配。

息子の紹介_1(なぜか話は妊娠前まで遡る)

わたしと夫の紹介

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息子は2018年早生まれ、現在4歳の保育園児(年中)です。(もうすぐ4歳半)
生後7ヶ月から保育園に通い、転園も経験しているエリート保育園児(と勝手に呼んでいる)です。
さぞかしたくましく、活発で、自由奔放かと思いきや、彼を形容する言葉はこんな感じ。

・怖がり
・慎重
・泣き虫
・繊細
・甘えん坊

そして好きな場所は「ママのお膝」
初めてのことは「ちょっと泣いちゃうかも」→よく言ってる。

うん、可愛いです。(まとめが雑)


過保護に甘やかして育てた自覚はありますが、別にわたしは「子供大好き!超カワイイ!」というタイプではありません。むしろ正反対のタイプです。

話は妊娠前まで遡る。
息子の紹介のはずなのに、話は妊娠前まで遡ります。なぜかって?ただ語りたいからです。4年以上経っているのに、妊娠出産については話し出すと止まりません。(何より、わたしのブログだしね!)
※以下より、妊娠出産についてのお話です。苦手な人はご注意ください。


わたしは元々「子供」が苦手でした。(いや、今も得意ではないですが)
苦手だけど嫌いという訳じゃないです。妹も弟もいなかったし、学校でも後輩たちと親しくなれるタイプじゃなかったので純粋に年下との接し方が分からなかったのだと思います。よく分からないから近寄らず、友達や親戚の子供はもちろん、兄の子供すら抱っこをしたことがありませんでした。(特に兄から何も言われたことがない距離感の妹)

ずっとそんな感じだったので、周囲はわたしは子供を産むと思ってなかったと思います。実際妊娠したことを伝えると、昔からの知り合いほどすごく驚いていました。両親もびっくり。

どうして子供を産もうと思ったのかというと、大した理由はなくて単純に夫婦二人の生活を満喫したので新しい世界(生活)へ行ってみたかったからです。
あと、自分の身体に備わっている「妊娠出産」て機能がどんなものか経験してみたくて。→B型はみんなこんな感じで生きていると思っている。

そんなこんなで結婚して3年目に息子を妊娠して、すぐにひどいつわりが襲ってきて体重はマイナス7キロ。
食べ物どころか水を口に含むことすら出来ず、一日で20回以上吐いて(途中で数えるのやめた)トイレから出られませんでした。週数が経っても改善するどころかどんどんひどくなり、歩くことも出来なくて一日中ベッドに横たわって屍になっていました。携帯やテレビの画面も見ていることが出来ず、ただ天井を見つめて、寝るというよりも吐きすぎて意識を失ってました。ほんと記憶ない。
入院をすすめられましたが、治療法があるわけじゃないので自宅で倒れて…寝てました。(仕事は約2ヶ月休職。点滴通いましたが効果なし)



ほんと妊娠てすごい。いきなり想定外。
結局「安定期」と言われるような体調が落ち着いている時期jはほとんどありませんでした。つわりが治まってきた頃にはもうお腹が大きくて、物理的に重い、苦しい、食べられない。つわりが終わったらたくさん食べるぞ〜と意気込んでいましたが、出産時でも体重は妊娠前プラス3キロでした。(子供3000g)


そんな4年経っても忘れることはない地獄のような妊娠期間でしたが、その時の唯一の希望は「産んだら楽になる」でした。
今ならそれが大間違いなことは分かっていますが、当時は産んだ後のことは何も調べてなかったんです。3時間おきの授乳とか、沐浴って何?って感じ。(逆によくそんなに楽観的だったな。知らなかったからこそ、一発本番を繰り返して乗り越えられたんですが)

産んだらなんとかなるぞのテキトーなB型精神でしたが、1つだけ、「30を過ぎているのに人生で一度も子供を抱っこしたことがないから、もうここまできたら人生で一番最初に抱っこするのは自分の子」と決めていました。
わたしの抱っこ人生(て何?)の全てを我が子に費やそうと。
だから早くお腹から出ておいで〜。



医者も驚きの超安産。
生産期に入り、予定日の少し前におしるし→一晩中ひどい生理痛のような痛み→翌朝お風呂入ったらあっという間に陣痛?3分間隔?めっちゃ痛ーい!あ、破水した。
と自宅で破水して、叫びながら夫と陣痛タクシーに乗って家から3分の病院へ。(運転手のおじさんめっちゃ驚いていたと思います。)
到着して車椅子で産科に向かうと、その様子を見てすぐに分娩室に連れていかれました。
タクシーで向かう前に病院へ電話していたんですが、その時は病院に着いたら産科まで歩いてきてねって言われていたんです。(無理!!)初産でまさかこんな早く出産になると思っていなかったようでした。


分娩台に上がると「あっ、もう生まれるね。先生来るからちょっと待ってね。」と言われ、すぐに医師がやってきて「イキんでいいよ」って指示されて2〜3回イキむと息子はあっさり産まれてきました。
病院到着から40分。医師からは「イキむの上手だね〜」と褒められ、助産師さんには「1年のうち2〜3回あるかどうかの超がつく安産」と言われました。



「ようこそ、外の世界へ。」
ひどいつわりを乗り越えたご褒美(?)に、超安産で産まれてきてくれた息子。
分娩台の上で、わたしにとっても息子にとっても、人生で初めての抱っこをしました。
初めてだから誰とも比べられないけれど、温かくて重たい命。







……そして、先の誓い(抱っこ人生)を有言実行したわたしは、怖がり泣き虫甘えん坊の4歳の息子を今でもほぼ毎日抱っこしています、、、(14キロ重い。自分で歩いてー)


まぁ、でもいいよ。
ママの抱っこ人生(何?)は君のためにとっておいたんだから。
最後の「抱っこして」まで抱っこしてあげるからね。(でもそろそろ本当に重たいから自分で歩いてー。チワワを怖がらないでー。)


ラメ(全然息子自身の話に辿り着かなかった)