Lame's blog from NewYork

「アメリカで暮らしてみたい」という夫の10年越しの夢がとうとう叶うことに。夢のその先に何が待っているのか。怖がり泣き虫甘えん坊の一人息子がただただ心配。

息子の紹介_2(私の新しい世界)

前の話(この話の始まり。なぜか私の妊娠出産体験談)
わたしと夫の紹介

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怖がり泣き虫甘えん坊の息子。(2018年早生まれ)
慎重派で、衝動的に行動したり走り回ってどっか行っちゃうようなこともありません。
初めての人を前にするとママの後ろに隠れてしまい、初めての場所だと「抱っこ」ちゃん。
すぐに「ママも一緒」「ママと」「ママがいい」「ママは?」と言う超ママっ子です。

安心グッズは新生児の時におくるみとしても使っていたただの白いタオルで、いまだに毎晩このタオルを抱っこしながら寝ています。
保育園のお友達が大好きで、お友達を見るとわーいと走っていきますが、輪の中心になってイケイケに遊べるタイプではなくてモジモジしてみたり。

4歳の今の時点で、将来は学校の教室で隅っこの席に座っているのが見えます(笑)
→仲良いお友達とか出来るのかな!


と、息子のことを書こうとすると、今までの育児の苦労話ばかりを思い出してきます…。せっかくなので、前の話(妊娠出産話)に続いて、記録の意味を込めて思い出すままに育児エピソードを並べたいと思います。
(一人っ子なので完全にわたしの主観・個人的感想です。比較対象はなし!)

地獄の妊娠期間の末、超安産で産まれてきた息子。
さて、この世界はいかがでしょうか。

<新生児>
◇泣くのが仕事の赤ちゃん
息子はブラック企業にお勤めのようで、過剰労働。
寝る(抱っこ)→起きると5秒で泣いて夫とアワアワ。抱っこから下ろすと泣くので、育休を取得していた夫と交代勤務しながら24時間抱っこしていました。夜中はミルクもオムツもあやしても泣き止まず、夜が来るのが怖かった…


<0歳>
◇息子を膝の上に寝かせながらワイドショーを見てた育休期間
抱っこから下ろせず、寝る時も膝の上(生後7ヶ月で保育園に入園するまで、お昼寝はずっと膝の上)。生後2ヶ月の時に、初めてバウンサーの上で30秒泣かずにいられた時は感動しました。

◇ひたすら絵本
完ミで育てましたが、夜は2〜3時間おきに覚醒。そして早起きタイプで5時、ひどいと4時起きが辛すぎる。(息子じゃなくてわたしの話)
そして抱っこから下ろせるようになるも、相手をしないと泣く。と言うわけで朝4時に起きた瞬間から息子に絵本を読んでいました。生後1ヶ月の赤ちゃん相手に、ひたすら絵本、絵本、絵本、、、
育休中、本当によく読み聞かせ&話し掛けました。だから息子は言葉は早かったって今でも自分で自分を褒めています。(ただの個性。theポジティブシンキング)

◇発達の目安って何?
首すわりは目安通りに3ヶ月。寝返りは遅くて生後半年くらいで一度偶然出来るも、うつ伏せが好きじゃなかったようでそれ以降自分でしようとせず、ずっと仰向け(というか抱っこ)で座れるようになってからはずっと座っていました。

この辺りから息子の「超慎重派」の性格が前面に出ていて、絶対に自分からは動こうとせず。「寝返り出来るようになったら目が離せなくて大変よ〜」って聞いてましたが、全くそんなことなかったです。
構わないと泣くので目は離せなかったですが、とにかく動かない。危ないことはしない赤ちゃん。


驚きの発達。
初のズリバイは1歳!!



あまりにも自分から動こう、探索しようという意志がなく、やっと自力で動けるようになったのは1歳の誕生日を過ぎてからでした。
初めてズリバイで前に進んだ時は感動したなぁ…

その後ハイハイ→伝い歩き→歩行完成(1歳半)も超慎重派で、無茶はせず転ぶこともなく。保育園でクラスメイトが周囲を歩き走り回る中、一人ハイハイを貫いていました。(先生たちからも「絶対に危ないことはしない」とお墨付きをもらう。)
そうそう、人見知りは早くて生後3ヶ月から。


0歳代は、途中から仕事に復帰(この頃はフル出社で時短)して、通っていた企業内保育園も少し遠くて電車送迎だったのでとにかく体力的にすごく大変でした。
息子を寝かしつけた後は魂が抜けていました。
→この企業内保育園ですが、わたしではなく「夫の会社」の保育園でした。だけど夫は朝起きられない(え?なにこの理由。)のでわたしが家→夫の会社→自分の会社(全部電車移動)で送迎していました。
とにかく週末も起きない夫にブチギレている産後。

こんなのんびりな運動発達の息子にも関わらず、全く心配しなかったのは保育園での他の大人の目があったからだと思います。育休中で一人で見ていたらもっと心配していたかもしれません。本当に保育園にはすごく感謝しています。

あ、あと、息子の場合は「出来ない(筋力など身体が伴わない)」ではなくて明らかに「やらない(出来るけどやりたくない)」だったんですよね。慎重過ぎて。


<1歳>
◇引き続き、危ないことはしない
4歳の今もそうですが、歩けるようになっても決して無茶なことはせず、わたしから離れない。手を繋いで歩けるし、いきなり走り出したりすることもなく、その辺は楽。
ビビりですぐ泣くこと以外は。

◇夜泣きde絶望
早く夜通し寝てくれることを期待していましたが、1歳で卒ミルクしても変わらず夜中に2〜3回覚醒。夜泣きが終わったのは1歳8ヶ月の時でした。
特に最後の方の1歳半の夜泣きは酷くて、何をしても泣き止まず、諦めてリビングを明るくしてテレビを見せてもう一度眠れるまで2〜3時間一緒に起きていました。ちょうど仕事が忙しい時期だったこともあり、とにかく辛かったです…。
仕事中も頭の中に「ピカピカブー!」が流れていました。(知っている人は知っている)


<2歳以降>
◇「人間」へ
2歳の誕生日ケーキはキャラクターケーキにしましたが、息子にキャラクターを選んでもらって、当日はケーキを見て大興奮していました。
今までは親が息子のことを考えて選ぶことが多かったですが、振り返るとこの辺りから息子に選ばせる(息子の意見を聞く)ようになっていたと思います。
1歳8ヶ月頃から3語文を話し出しましたが、やっぱり「言葉」が使えるようになるとグッと人間ぽくなりますね(笑)

さらに3歳でやっとオムツを卒業すると、もう赤ちゃんじゃない!!
保育園で0〜2歳クラスの子を見ると、もう確実に息子は「そっち側」じゃないんです。
(「幼児」へステップアップ!)


毎日見ているのに、息子だけを見ていると「成長」に気付けなくて、周りの子を見ると「あぁ、息子もあんな時があったな」「昔はあれが出来なかったかな」「あれ見て泣いていたな」と息子の成長を実感出来るんですよね。
不思議。

ちなみに4歳の今は、「人間(幼児)」と言うステータスですが、わたし達と同じ世界にいるかというと微妙です(笑)
自分で作った空想の世界で生きている感じですね。
よく「わんわん(好きな人形)と二人で電車に乗ったの!」とか言っています。

そうそう、「三つ子の魂百まで(※)」って言葉あるじゃないですか。
※3歳頃までに人格や性格は形成されて100歳までそれは変わらない。という意味で使われることわざ

息子を産んでここまで育ててみて、3歳までに人格や性格が形成されるどころか、人間は生まれた瞬間から生まれ持った人格・性格があって、それは一生変わらないんだろうなと思っています(笑)
ちょっと環境要素が入るけれど、根っこの色は決まっているなぁ…と。


New World
つらつら書きましたが、正確には「息子の話」と言うより「わたしの話」でしたね。

何も考えず、調べず臨んだ初めての育児。
それはわたしにとって衝撃の連続でした。間違いなく、出産してわたしの世界は変わりました。こんな世界があったのか…と。


わたしにとって息子は「新しい世界」です。(そして育児は修行)

そんな息子を連れて、今度は家族でまた新しい世界へ。

不安とワクワクとドキドキと楽しみと。



ラメ